現在、育児休暇中のパパのリアル(20代後半)を、お届けできたらと思います。
育児休暇を取得するか迷っている世の中のパパ・ママの為になればと思い記事を書いています。
私は思い切って5カ月間の育児休暇を取得しました。
パパが育児休暇を取得するメリット4選
①生まれてくる我が子とのかけがいのない時間を過ごせる。
私にとっては1人目の子になるのですが、産まれてすぐの我が子と過ごす育児休暇中の時間は人生においてトップクラスで有意義でした。
エピソードを交えてかけがえのない体験をお話ししていきます。
まず産まれてすぐの赤ちゃんは体内時計が完成しておらず、夜中に目覚めてグズッたりし、パパママは5時間以上ぶっ通しで寝れることはかなり少なくなります。
布団に置くと、赤さんの背中スイッチが作動して起きてしまうので、酷い日は夜中の2時頃から朝6時まで座椅子に座りながら抱っこをし続けた事もあります。※2ヵ月頃までは高頻度で(笑)
夫婦共に働いていた時よりも睡眠不足を感じました。
当時は「勘弁してよホントに、、」なんて思うと同時に、「自分の胸の中でしか安心して寝られないんだ!」なんて、と思うととても愛おしく感じました。
パパの抱っこが必要なんだね、うん、頑張るよ!なんて思いながらVeryVery可愛い寝顔を拝みながら朝まで気合で乗り切る日々でした。(笑)
大変だったけど、思い出に残るかけがえのない体験でした。
時は過ぎて、生後3か月頃になると徐々に体内時計が完成し始めます。
我が子の場合は、
- 20時頃に就寝
- 0時頃にお腹が空いて起床
- 0時頃~6時頃まで就寝
という生活リズムになってきました。※まだまだ不安定ですが…
ここまで来るとまとまった睡眠も比較的取れるようになってきます。
朝6時頃に目が覚めて、チビ(※ここでは我が子の事をちびと呼びます)の方を見るとチビも同じタイミングで目が覚めこちらを見てニコッとしてくれた時なんて最高に良い目覚めです。
※赤ちゃんのご機嫌タイムは朝が多いです。
妻は夜間の授乳で疲れて眠っているので、チビと二人でリビングに移動してプーメリーを見せている間にささっと朝食等をを済ませます。
そこからチビの着替えを済ませ赤ちゃん体操をしたら通勤している方を横目にチビとの優雅な朝散歩をします。
散歩後はチビは大体眠っているので、そこからは洗濯をパパっと済ませ、妻の朝食を用意したらあとは自由時間です。
こんな優雅な朝は育児休暇を取得しなければ得られない時間です。
②成長を24時間、間近で見れる!
本当に赤ちゃんの成長スピードは早いです。
5ヵ月も育児休暇を取ったら復帰する頃には幼稚園児くらいになってるんじゃない?(笑)
と感じるほどです。
冗談はさておき、産まれたてホヤホヤの時から今日まで毎日我が子を見ていますが、1週間に1度は新しい事ができるようになったり見た目の変化なんかを感じます。
ある日、鏡を見せてみると突然大きな声でゲラゲラと笑った時なんて可愛すぎて胸がキューーーーっとなりましたね。
今まではあやしたりしても、微笑むくらいのレベルだったのがいきなり大声で笑うもんですから、成長を感じる喜び+笑った顔が可愛すぎてパパもニッコニコになりました。
赤ちゃんはある日突然、何の前触れもなく成長をします。
一生に一度しかないこの時間を、傍で見守るために育児休暇を取得してみてはいかがでしょうか?
③出産のダメージで疲弊した妻を休ませてあげられる
出産のダメージは交通事故にあって全治2か月ほどの傷に値すると言われています。
実際、私の妻も妊娠前の元気な時と比べると全ての動作がゆっくりになり疲労が溜まっているように感じました。
また、この時期に無理をすると更年期の時にでる症状がキツくなる。という事も言われています。
慣れない育児をしながら家事をするのは、男性でいうならメインの仕事に加えてアルバイトを新しく始めるような感覚だと思います。
大怪我を負っている妻にそんな大変な思いをさせたくないですよね。
育児休暇中は授乳以外の家事育児はすべて俺がこなす!くらいの気持ちで過ごしましょう。
正直それくらいの気持ちじゃないと、大きな子供が1人増えて奥様が余計に疲れるだけです。
実際に私は、産後2ヵ月くらいまで育児の部分は半々といった感じでしたが家事は9割ほどやっていました。
正直仕事をしていた方が楽かも?とたまに思うほど大変でした。
3ヶ月頃から妻が段々と家事の部分を手伝ってくれるようになり、今はお互いいいバランスで家事育児をこなしています。
妻に過去を振り返って話を聞いてみると、初めの2ヵ月くらいの時に家事も自分でやらないとダメな状況だったら多分何かしらの病気になってるかも、、と言っていました。
④自分の人生を見つめなおす事ができる
日々仕事に追われ忙しく過ごしていると、自分と対話する時間が少なくなると思います。
実際に私も、育児休暇前は年間残業時間360時間超えで繁忙期であれば21時頃の帰宅が1~2か月続く事もありました。
妊婦の妻を家に1人、夜遅くまで待たせている事で寂しい・不安な思いをさせてしまった事をとても後悔しています。
我が子を抱っこしながら夜中に、「このままこんな働き方をしていていいのだろうか?」と思い、転職エージェントに登録し、市場での自分の価値や世間に求められているスキルなどを確認し、これから自分はどうありたい、どういう人生を歩みたいか?という自分の人生の指針を探す時間を作ることが出来ます。
結果として私は、我が子が3歳になるまでは家庭を優先した働き方をしたいと思い育休復帰後は「育児の為に残業を免除できる制度」を使おうと思っています。
上記を詳しく知りたい方はググってみてください。
法律で定められているので、条件さえ満たせば基本は使える制度となっています。
まとめ
色々と書きましたが、結局パパが育児休暇を取得できるかどうかはお金の面が大きな要素になってくると思います。
2025年4月からは、育児休暇中の手当てが67%から80%にあがっています。
なので金銭面での不安がある方も比較的育児休暇を取得しやすいのではないでしょうか?
実際に育児休暇が始まって収入が入ってこなくなると不安な気持ちもありますが、生活防衛資金として半年分の生活費が貯蓄としてあれば少しは育児休暇も取得しやすいと思います。
実際に私も、貯金額はそこまで多くはなかったので不安な所もありましたが、支給基準が手取り額では無く総支給の67%なので思ったよりも収入が減ることは無く貯金はできないけど大幅に貯蓄が減る。といったことは無かったです。
妻と可愛い我が子と過ごす一生に1回しかない時間を確保するために、計画的に貯金をしたうえで育児休暇に入ることを強くおススメします。
仕事での出世や色々悩ましいこともありますが、自分にとって何が大切かを良く考え奥様と相談し、必要だと感じるなら育児休暇を取得してみましょう。
私は、育児休暇で得られる体験は人生においてとても思い出になると思います。